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【COP10先住民族ニュース】気候変動WG

 「気候変動と生物多様性」に関するワーキング・グループに参加してきました。この議題は、海洋施肥を含む、大規模な人為的地球環境操作(ジオ・エンジニアリング)やREDD(森林の劣化・減少による温室効果ガス排出の削減)、気候変動枠組み条約とのリンクなど、重要な課題を含んでおり、コンタクト・グループ(非公式協議)で議論が積み上げられてきました。

 しかし夜7時半過ぎからの開催で大きな会議場に締約国の参加者はまばらにしかいません。しかしIIFBのメンバーは3名がしっかりと参加。会議の動きを注視しました。 今晩10時までにすべてを終わらせるという議長の強い意志のもと、討議用文書(CRP)を項目ごとに確認し、意見を求め、必要な修正を行い、採択するという作業が行われました。
 驚かされたのは、この後に及んで、最初の議題案の文面に戻ることが提案され、それが受け入れられることもあるという事態でした。参加者も少人数で、発言する締約国代表も限られている中で、どんどん採択されていくので、自分たちの意見を決定原案の中に入れていくように、こぼされないようにするには、しっかりと参加していくことが重要だということを改めて確認しました。
 会議中、細かい点の修正を要求し続けたのが、EUとカナダ、そしてブラジルの代表でした。それに対して、譲れない点をしっかり守り抜くために発言を続けたのがボリビア代表でした。緩和策、適応策における、「社会・文化的な利益」を守り、植林事業での「在来種利用の優先」を守り、再生可能エネルギー(ダム開発など)から「保護すべき高い価値を持つ地域」を守り続けました。またジオ・エンジニアリングにも懸念を表明しました。反対にブラジル代表は、細かい文言について提案をしているようにみせつつも、開発のための隙間をできる限り広げようとしている意図を感じました。
 IIFBのメンバーは先住民族に関連する部分に特に変更がないのを見届けると、9時過ぎに会場を後にしました。

先住民族ニュース取材班
(文責:青西靖夫)
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