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【COP10先住民族ニュース】サイド・イベント報告

「農業生物多様性と食の安全保障に関する先住民族の知恵」
INDIGENOUS WISDOM FOR AGROBIODIVERSITY AND FOOD SECURITY」
日時:2010年10月21日(木)
場所:CENTURY HALL - Bldg 1 - 1st Floor
主催:国際先住民族フォーラム(INTERNATIONAL INDIGENOUS FORUM ON BIODIVERSITY)
スピーカー①:カルメン・ラミレス(コロンビア)
コロンビアのWayuu民族(人口303,000)は、コロンビアとベネズエラ両方の国籍を持っている。いまコロンビアで先住民族の農業の生物多様性を脅かしているのは、メガ・プロジェクト。その代表は鉱山開発、また「クリーン・エネルギー」として導入されている風力発電も、その電力が鉱山開発に使われるので、結局は農業の多様性を破壊することにつながる。もうひとつ農業の多様性を脅かす大きな問題は、軍事化の進行である。

スピーカー②:プラサート・トラカンスハコン(タイ)
主にタイの山岳民族による移動耕作についての発表。アジアの多くの国では「遅れた農業形態」と言われているが、先住民族の文化的実践と密接に結びついていると同時に、種の保全に貢献している。農業の生物多様性と食の安全保障につながる実践である。
また、移動耕作の行われている地域の森林により、二酸化炭素も吸収され、気候変動対策にもなっている。移動耕作の際に焼き払われる木から出る二酸化炭素を圧倒的に上回る吸収量が維持されている。生態系の維持に貢献する生産形態である。
こうした実践を維持するためには、先住民族の土地権や共同所有形態が認められることが重要!

スピーカー③:アレッハンドロ・アルグメロ(ペルー)
ケチュア民族出身。熱帯雨林地域で農業を営む。伝統的なスタイルの農業は、儀式や文化と深く関係しており、先住民族によるこうした全体的の環境のとらえ方を忘れてはならない。カルメンの発表にもあったように、気候変動の影響が自分たちの地域でも非常に大きい。たとえば、自分たちの地域はジャガイモの発祥地だが、気温の変化によって収穫量が変化してきている。
現在、地域で実践されている食糧システムの中で活発なものやそのリーダーを特定し、記録する作業をワークショップなど通じて行っている。また、農業の生物多様性や食に関するフェスティバルにより、水平的なネットワークを構築している。同時に、伝統的な知識を持った先住民族と農業に関する研究者をつなげる試みも重要である。

<コメント>
当日の朝に時間が変更になり、あわただしく準備した割には中身の濃いイベントに!
時間変更に快く応じた報告者、いきなり司会を振られたジェニーさん、同じく急きょ通訳として捕まったアランカイ君、エマニュエル君たちの協力で大成功でした。
会場が全体会に使われるセンチュリー・ホールだったため、はしゃいで写真を取る報告者や事務方(つまりわれわれ)、外で配られる食べ物を持って会場内に入ってくる通訳には会場係りのおじさんたちも呆れ半分、笑い半分。「こういうの和むなあ」と言って笑って許して下さいました。

COP10先住民族ニュース取材班
文責:木村真希子/越田清和
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