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[COP10先住民族ニュース] カナダ政府の強硬な態度は国際的に孤立?

 今朝(10月21日木曜)の「生物多様性に関する国際先住民族フォーラム」(IIFB)の全体会合で、ABS議定書の交渉グループおよび8条j項関連の交渉グループから、それぞれ交渉の進捗状況が報告されました。

 そのなかで、ひとつ興味深いことがありました。


 COP10の事前交渉でいったん合意されたABS議定書の草稿には長い前文がついていますが、その多くの段落にはカギカッコがついています(まだ加盟国の合意が得られていない部分であることを示します)。

 なかでも先住民族に大きく関係する前文の段落として、国連の先住民族権利宣言に言及した段落と、ABS議定書を先住民族の権利を損なうような解釈で運用してはならないとする段落があります。

 昨夜(10月20日水曜)の深夜にまで及んだABS議定書のICG(非公式協議グループ ... 実質的なことの多くはこの秘密会合で決まる)では、カナダが上記2つの段落を前文から削除するべきだとの意見を述べたそうですが、他の加盟国は残すべきだとの意見で一致していたとのことです。

 今朝のIIFBの全体会では、カナダ先住民族のアーサー・メニュエル Arthur Manuel さんが、この件に関して、次のように述べました。
── カナダでは1982年憲法で先住民族の(条約にもとづく)権利を保障しているし、ブリティッシュコロンビア州では最高裁が先住民族の先住土地権を認めた確定判決が1997年に出ている。このCOP10交渉でカナダ政府代表団がとり続けている態度は、カナダ憲法や司法に立脚していない政治的な戦術にすぎない。私たち先住民族は、彼らの態度には確たる基盤がないということを知って、自信をもって強く交渉していくべきだ。
カナダのアーサーさん


COP10先住民族ニュース取材班
(文責:細川 弘明)
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