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[COP10先住民族ニュース] 20日午前中の断片的報告です


 ツイッターで配信したものを、とりいそぎ貼り付けます!

 今日10月20日は、生物多様性条約事務局が「先住民族および地域共同体(ILC)の日」と定めており、朝9時から夜9時まで、先住民族と生物多様性にかかわるさまざまな会合やイベントがぎっしり組まれています。冒頭、アイヌ民族によるカムイノミがおこなわれます。2号館の1階です。

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COP10本会議3日め 朝9時から先住民族のcaucus(代表団総会) 昨日の各部会での議論内容と先住民族からの意見表明のポイントなどを報告しあう。とりわけABS議定書交渉への対応をめぐって、議論白熱。10:20散会、メンバーは各部会やサイドイベントへ散っていく。#indig

 ABSをめぐる議論紛糾の中身については、機微な問題を含むのでうかつに論評できませんが、整理してブログ http://bit.ly/indignews に書いていきます。議論を通じて、論点と選択肢はかなり明確になってきました。 #bdty #indig

 アフリカグループはILCルームに残って鳩首協議、ABSチームは1号館の交渉室へ、あたしは「ILCの日」のミニシンポへ。イヌー民族の弁護士アルマンドが「ABSの交渉室では、僕らがこれまで国連でかちとってきた権利がまるで無視されて交渉が進んでいるんだ!」と憤懣やるかたない様子。

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 COP10「先住民族・地域共同体(ILC)の日」ミニシンポ5連発(すべて2号館1階)。先住民族総会が延長したため、冒頭のアイヌ民族によるカムイノミに立ち会いそこなった。最初のシンポは、保護区における先住民族との共同管理について。

 ミニシンポ第1: IIFBのアダム(マー民族、いわゆるマサイ、タンザニア)とプラサート(カレン民族、タイ)がプレゼン。約40名が参加。さかんに質問が出る。国家による自然保護区の設定ゆえに生じる問題あれこれ。サバンナの場合と森林の場合での違いもあるが、保護区の共同管理や意志決定のしくみにおいて認められている先住民族の権利の度合い、それに参画していく先住民族側の権利意識の違いが大きな要因。「保護区での先住民族の居住や活動が制限されるとしても共同管理への参加を受容するのか」という鋭い質問が出る。

 さきほどの率直な質問をしたのもIIFBのメンバー。プラサートさんは先住民族側の権利意識の温度差を高い方にむけて育てていくことを試みていると返答。IIFBメンバーのバーニーさん(マレーシア、サバ州)はマレーシアでの共同管理の事例を紹介。

 国立公園の共同管理には、国家の環境法(国立公園法など)の枠内で意志決定をしていく側面と、その前提となっている土地権原(タイトル)の認定や公園内の先住民族居住者の慣習権をあらたに法律で認定していく側面、その両方の面がある。プラサートさん。

 国家は(先住民族であろうとなかろうと)国民を支配・管理する志向があるので、自然保護において人々に決定権を完全に委譲することはないだろう。自然保護に真剣に取り組む「よい国家」が誕生したとしても、この本質は変わらないと見て、取り組まないといけない。プラサートさん。

 COP10「先住民族・地域共同体(ILC)の日」連続ミニシンポ、ひとつめ終了なう。パネリストに質問におしよせる人々多数! あたしも行くぞ! 次のシンポは11:30から「環境適応と伝統的知識」おなじく221Aにて。


COP10先住民族ニュース取材班
(文責:細川 弘明)
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