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[COP10先住民族ニュース]COP10開幕!

18日、いよいよCOP10が始まりました。会場は朝から騒がしく、色々な国籍の方々が散見されます。先住民族関係者も続々と会場入りし、IIFBはもちろん各国のCOP10関係者はそれぞれの仕事に専心しています。サイバーカフェは人でごったがえし、みなさんはスクリーンとにらめっこしています。
オープニングセレモニーが10:00から始まりました。笛と影絵のパフォーマンスの後、日本の環境相、愛知県知事をはじめとして、各国の要人による開会の挨拶が行われました。外交辞令(?)なのか、終始美辞麗句、理念が語られ、シニカルになった人も少なくないはず。これから繰り広げられるであろう水面下での交渉、各国各地域各団体間での主張の衝突、利益配分を巡る折衝を感じさせないそのスピーチには、どこか違和感を覚えつつも、とりあえず無事に名古屋で開催が宣言されました。

オープニングセレモニー終了後にIIFBの開会声明が脱稿し、市民外交センターはその翻訳作業に追われました。先住民族準備会合で真摯に話し合われた内容が文言として形となり、それを翻訳する上では、ひとつひとつの文言の解釈をめぐって何度も検討を重ねる必要がありました。というのも、先住民族の意思、意図、そして情熱を正確に表現しなければならないからです。

最終的に仕上がった原稿は、15:00から国際会議場で催された記者会見における基本文書となりました。ここではIIFBやその他の市民団体が公式な立場を表明し、先住民族の主張は主に、自分たちの土地や伝統的知識等に関する権利を当然のこととして有していること、そして、国際社会の意思形成過程に参画する必要性があり、かつそれが保証されなければならない、ということに焦点が当てられているように感じました。

15:00からは作業部会が始まりました。準備会合においてあらかじめ役割分担が決まっていた先住民族は、それぞれの作業部会に出席し、ロビイングや交渉をすることとなります。私が出席した「山岳地帯の生物多様性」の作業部会では、先住民族が国の代表と交渉している姿がみられました。先住民族は締約国ではないというハンディキャップや、交渉のノウハウや細かい文言を巡る解釈といった技術的な問題も当然にありますが、体力勝負な面も多分にあるのが国際会議だなと感じました。

夜には環境省主催のレセプションが開かれ、みんな食事や談笑を楽しんでいました。社交場での華やかな一面と、会議室での地味で地道な一面とが交錯する国際会議は、まるで国際政治における希望と絶望が交錯しているようにみえなくもありません。

COP10先住民族ニュース取材班
(文責:中島嘉紀)
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テーマ : 国際政治
ジャンル : 政治・経済

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