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[COP10先住民族ニュース]グルーピングと意見の集約、立場の統一

 3日間に及ぶ準備会合が終了しました。明日(18日)からいよいよCOP10の本会合が始まります!それぞれのワーキンググループに分かれた先住民族の方々は、夜になってもホテルで話し合いを続けました。この記事は、先住民族の方々が準備会合を通じて共通見解を構築していく過程をお伝えしたいと思います。
 2日目(16日)の冒頭に、参加者はまず地域ごとのグループ(アジア、太平洋、ラテンアメリカ、ロシア、アフリカ、北極圏、北アメリカ)に分かれました。このグルーピングについて、参加者から、例えばアフリカの先住民族の立場と他の先住民族の立場とが違う場合があり、また先住民族に関連する問題と各地域社会の問題とが混在する可能性がある、という懸念が示されました。これに対してアフリカの参加者は、先住民族の定義の困難性を再確認する一方で、地域社会の問題は国が扱うべきであり、ここに集う参加者はIIFB(「生物多様性に関する国際先住民族フォーラム」)として先住民族に関連する問題に集中するべきであるというコメントがありました。
 こういった議論の争点は、多様な事情を抱え、異なる環境におり、さらに個々人でも考え方が異なりうる先住民族の諸団体が、いかに1つの団体(IIFB)として、COP10において国家やその他のCOP10参加者と交渉をするための意見をまとめるのかということだと思います。

 結局、地域ごとのグループに分かれた後、さらに各地域からその代表やそれぞれの問題の担当者が割り振られました。そしてどの問題に誰が関わっているのかがわかるように、議場の壁には17枚もの紙が貼り付けられて、各問題に関わる人の名前が書きこまれました。その後、議場は解散し、ワーキンググループごとで話し合いが行われました。そして3日目には各ワーキンググループから報告があり、その報告に対して参加者全体からのコメントを受け付けることでIIFBとしての意見の集約、立場の統一を図っていたように思われます。実際、コメントは活発に行われていました。

 準備会合を終えても引き続きワーキンググループや起草グループは議論を行っており、本会合において先住民族が行うオープニングステートメントでは、どのような先住民族の主張が行われるのかが注目されます。

COP10先住民族ニュース取材班
(文責:萩原 剛志)
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