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【COP10先住民族ニュース】沖縄についての報告会

 10月23日、国際会議場の隣にある白鳥公園や名古屋学院大学で開かれている
「生物多様性交流フォーラム」に行き、「琉球列島の生物多様性に対する脅威」
(主催:WWFジャパン)に参加しました。
 タイトルの「琉球列島」が示すように、報告には沖縄だけでなく奄美大島も含
まれていました。WWFの花輪伸一さんが、琉球列島という枠組みで生物多様性
を考えるという視点について話した後、各地からの報告が始まりました。

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[COP10先住民族ニュース] 10月29日(~30日未明)最終全体会の様子

 当初の予定では、29日金曜の18時までに全体会ですべての議案をおえて終了するはずだったCOP10ですが、当然予想された通り時間内には最終合意に至らず、全体会は「最後のレセプション」(次期開催国インド政府主催)のあとに延長・再開されることになりました。

 19時半再開のはずが、「21時から」となり、さらに「22時半から」とアナウンスされ、実際に始まったのは23時すぎでした。このかん、裏舞台での折衝がかなりおこなわれた筈です。そして、再開された全体会は本日(10月30日)未明におよぶ4時間近いマラソン総会となりました。

 その模様はすべてライブ中継されました。それを見ながら、連続ツイートしましたので、それをここに再録します。

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【COP10先住民族ニュース】IIFB最終声明(10/29)

生物多様性に関する国際先住民族フォーラム(IIFB)の最終声明
第10回生物多様性条約締結国会議(COP10)
2010年10月29日 名古屋

議長、ご臨席の閣僚および参加者の皆様、先住民族の兄弟姉妹

 本日、私は生物多様性に関する国際先住民族フォーラム(IIFB)を代表して
声明を読みます。

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【COP10先住民族ニュース】28日作業部会ニュース

 28日の作業部会2では、2020年までの戦略計画を議論した。この議論の中でI
IFBを代表してガム・シムレイが、目標18「伝統的知識の活用」について、
「2020年までに、生物多様性の持続可能な利用および生物資源の慣習的な利用に
関する先住民族と地域コミュニティの伝統的知識、工夫、実践が尊重され、すべ
ての関連するレベルにおける先住民族と地域コミュニティが全面的かつ効果的な
参加によって、条約の実行に組み込まれ反映される」という条文案を発表した。
 この提案は先住民族にとって最低限の要求であり、これまでの作業部会で何度
も表明されたものである。
 この提案に対してEUや日本などは「関連する国際的な義務に従って」という
一文を挿入すべきという意見を表明し、先住民族の権利を制限しようとした。極
めつけは、インド政府で「国内法に従って」という文言の挿入を提案した。
 これらの提案によって、IIFBの提案は一度白紙に戻されることになった。
 その後、8条J項に関連する「Tkarihwae:ri」(タガリーワイーリー)倫理基
準を採択した。この基準には、先住民族の権利などについて書かれているが、A
kwe:konガイドラインと同じで拘束力のない倫理基準だから、ほとんど議
論もないまま採択された。
 先住民族ニュース取材班
 (文責 越田)

【COP10先住民族ニュース】ニュースレター9号でました

 ニュースレター9号です。

 このサイトはPDFをアップできないので、次のサイトにアップしています。
COP10先住民族ニュース

[COP10先住民族ニュース]10月28日IIFB記者会見プレスリリース

先住民族交渉担当者によるABS議定書報告

ABS議定書に関する交渉が夜遅くまで長きにわたり行われてきました。いまだ決定草案と最終稿をめぐり分裂と意見の相違が見られます。締約国は交渉において声明を出してきたし、先進各国は自然資源および遺伝資源のアクセスと利益配分に関する国益、商業的利益、そして他のステークホルダーの利益を保護しています。したがって、先住民族は自分たちが無視され、権利がはく奪されることに大きな懸念を有しています。

先住民族は世界の数多くの資源、伝統的知識の所有者であり、保持者です。私たちがABS議定書の交渉過程に参加し、そして従事することは重要であり、そしてまた世界の膨大な生物資源および生物多様性の保護と維持に私たちは不可欠です。私たちは自然資源に対する先住民族の権利の確立を望み、先進各国の遺伝資源の利用と商業的搾取に関し、平等で公正な利益配分がなされることを要求します。提案されたABS議定書に先住民族がともに取り組み、そして先住民族の意向が反映されるには、生物多様性条約締約国次第なのです。(仮訳)

COP10先住民族ニュース取材班
(文責:中島嘉紀)

【COP10先住民族ニュース】マリアさんの声明

 28日に開催された閣僚級会議におけるIIFB マリア・ノブレガさんの声明全訳です。

マリア・ノブレガ
2010年10月28日
 私たちの唄と言い伝え、伝統的な知識は、私たちの過去について伝えてくれる
とともに、未来への教訓を教えてくれます。

 ここ名古屋に世界中の7つの地域から先住民族が集っています。

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【COP先住民族ニュース】ニュースレター第8号

遅くなりました。8号発行しました。(ブログへのアップが遅れ失礼しました。)
http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2010/10/post-cc43.html

【COP10先住民族ニュース】気候変動WG

 「気候変動と生物多様性」に関するワーキング・グループに参加してきました。この議題は、海洋施肥を含む、大規模な人為的地球環境操作(ジオ・エンジニアリング)やREDD(森林の劣化・減少による温室効果ガス排出の削減)、気候変動枠組み条約とのリンクなど、重要な課題を含んでおり、コンタクト・グループ(非公式協議)で議論が積み上げられてきました。

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【COP10先住民族ニュース】ニュースレター第7号

ニュースレター第7号(26日分)
アップしました。
開発と権利のための行動センターのサイトに飛びますがお許しください。
http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2010/10/post-cc43.htmlhttp://cade.cocolog-nifty.com/ao/2010/10/post-cc43.html
青西

[COP10先住民族ニュース] 10月26日

9:00からいつも通り朝のセッションが始まる予定でしたが、メンバーがなかなか集まらないのでしばし雑談が交わされました。和やかな雰囲気の中、突然ビートルズの『イマジン』が合唱され、思わず一緒に歌ってしまいました。世界中の人が口ずさめる歌って大したもんだと感心しているうちに、セッションがスタート。スケジュールの確認とABS議定書についての報告が主な内容でした。

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【COP10先住民族ニュース】10/28イベント

グローバル・対話フォーラム 2050年のための戦略・先住民の知恵に学ぶ。開
催地アピール発表とCOP11に向けて

開催日:2010年10月28日
グローバル・対話フォーラム
2050年のための戦略・先住民の知恵に学ぶ。開催地アピール発表とCOP11に向
けて/
Review Bio-diversity from Indigenous peoples` perspectives

日時:28日(木)10:00~12:00

会場:名古屋学院大学体育館2階 大会議場

担当作業部会:生物多様性と開発~貧困・人権・地域づくり~作業部会/
Biodiversity and Development Working Group

いのちと文化の多様性を守り広げていこうとしている先住民族。何千年とほかの生命体と溶け合っている自然とつきあってきた先住民族の現在のいきざまと問題について学び、先住民族の権利を含めてCOP11に向けての戦略を練る。

上村英明・武者小路公秀・駒宮博男・大沼純一 他

The indigious people have the diversity of life forms and life styles.
They have lived closely together with other living beings for a
thousand years .the Japanese must learn to repect their rights and
build our strategy to prepare COP11in cooperationwith them .

【COP10先住民族ニュース】 カナダ政府の誤った情報と背信行為が、生物多様性に関する交渉の障害となっている。

カナダ政府の誤った情報と背信行為が、生物多様性に関する交渉の障害となっている。

26日午後3時から開催された記者会見におけるメディア・アドバイザリーの翻訳

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【COP10先住民族ニュース】サイドイベント FPIC

サイドイベント 10月25日
 自由で事前の情報に基づく合意(FPIC)-先住民族の経験から 

 このサイドイベントの議論の中では、FPICの重要性を認めつつも、現実には自分たちの権利の確立につながっていないことが問題として取り上げられた。

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【COP10先住民族ニュース】10月25日記者会見

生物多様性に関する国際先住民族フォーラム 記者会見
場所:224B 日本政府記者会見部屋 国際メディアセンター
2010年10月25日 午後4時半

生物多様性に関する国際先住民族フォーラムは、生物多様性条約の諮問機関であり、世界7地域の先住民族の代表によって構成される。約200名の先住民族がCOP10に参加している。

本日の記者会見のスピーカー
ギャム・シムレイGam Shimray(Asia Indigenous Peoples Pact)
デボラ・ハリー Debra Harry(Executive Director of the Indigenous Peoples Council on Biocolonialism)
レス・メルザー Les Malezar(Foundation for Aboriginal and Islander Research Action)
吉川秀樹 Hideki Yoshikawa(CBD市民ネット沖縄作業部会)

司会:グンブリッツ・レター Gunn-Britt Retter(Saami Council サーミ評議会)

P1090297.jpg

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[COP10先住民族ニュース]COP10第二週目突入(10月25日)

週末をまたぎ、いよいよCOP10第二週目に突入しました。今週には閣僚級会合が始まり、ABS議定書が採択されるかどうかに注目が集まります。ソファの上で居眠りしている人の数も週明けだからか少なく、COP10関係者は相変わらずそれぞれの仕事に勤しんでいます。

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【COP10先住民族ニュース】IIFB声明 議題4.4資源動員のための戦略、および4.10金融メカニズム

議長、ありがとうございます。
わたしたちは事務局によって準備された文書を歓迎します。私たちは本日午後に締約国によって行われたさまざまな仲裁を認識し、計画されている革新的な金融メカニズムについての配慮が引き起こす多くの懸念に同意します。革新的な金融メカニズムのための予想される選択オプションの多くは、わたしたちの資源、土地、領域、生活、そしてわたしたちが生物多様性を持続的に活用し、保全するあり方に重大な影響を及ぼしうるものだということに注意を喚起したいと思います。わたしたちの自己決定権や、自由かつ事前に行われる告知(EPIC)への権利は、政策枠組みの形成、立案、デザイン、実行、復旧、回復、利益分配、紛争解決といった計画期間のさまざまな段階をつうじて、わたしたちの権利と利害を守るための必要最低限の基準です。革新的な金融メカニズムに配慮した政策オプションは、わたしたちの権利が考慮され、金融資源の動員に関する将来の議論にわたちたちが参加することを保証するよう提言する文言を伴う必要があります。それゆえ、わたしたちは「革新的な金融メカニズムに配慮した政策オプション」に関する決議案の第8段落の文言(doc
COP/10/1/Add.2/Rev1の46ページ)の括弧が外れて確定され、それによってわたしたちの権利の保護を前進させるような適切な保証がなされるのを望みます。

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[COP10先住民族ニュース]開催国日本の開発行為に対するNGO共同宣言によるアクション

今日は会議場外の大きな木の下で、「CBD-COP10開催国日本の開発行為に対するNGO共同宣言」の方々を中心にアクションがありました。
沖縄の辺野古や高江、上関原発、高尾山の道路建設など、日本における環境破壊的なプロジェクトや米軍基地建設に異議申し立てしている人々が、「開催国日本は本当に生物多様性条約実施のイニシアティブを取れるのか」という疑問を投げかけました。

開催国に対するNGO宣言

会場では韓国のダム建設反対の人々なども加わり、バナーやジュゴン着ぐるみの人たちがにぎやかにわかりやすくメッセージを伝えていました。

「CBD-COP10開催国日本の開発行為に対するNGO共同宣言」の内容は、追記で示しています。

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【COP10先住民族ニュース】IIFB声明 新戦略計画、生物多様性目標と指標(議題4.2)概要

*声明は長いので概要を記します。英語全文は下記のウェブサイトで閲覧できます。
http://iifb.indigenousportal.com/2010/10/19/statement-concerning-agenda-item-4-2-revised-strategic-plan-biodiversity-target-and-indicators/

先住民族は、締約国に対し、新戦略目標を国連先住民族の権利宣言(UNDRIP)に従って実施するよう促す。生物多様性条約(CBD)の採択後、国連システムの中で先住民族とその権利、特に国連宣言が承認されたことに従い、1992年に採用されたCBDの用語「先住民と地域共同体」を「先住民族と地域共同体」と更新・改定し、他の国連機関に合わせるよう勧告する。生物多様性に関する国際先住民族フォーラム(IIFB)は、「先住民族と地域共同体」という用語が新戦略計画とすべてのCOP10の決定の中で使用されるよう勧告する。

先住民族の権利宣言の中で記された権利が、新戦略計画の実施において定着することもまた、も肝要である。そのため、3段落目bisに下記の追加を要請する:
3bis:国連先住民族の権利宣言の規定に従って、新戦略計画を実施するよう締約国を
促す。

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【COP10先住民族ニュース】サイドイベント報告:生物多様性条約における「ローカル・コミュニティ(地域社会)」の位置づけ」

 生物多様性条約ではILC(Indigenous and Local Communities:先住民族お
よび地域コミュニティ)という用語が使われています。私たちがサポートしてい
るIIFBも先住民族ではなく、「先住民族および地域コミュニティ」というカ
テゴリー(第8j条)で位置づけられています。ところが、ここでいう地域コミュ
ニティとは何か、先住民族と重なるのか、などの疑問がIIFBの中でも出され
ています。これは、定義にかかわる問題であると同時に、第8j条を保護地域や
ABSによる利益配分にも適用する時の範囲に関わる政治的問題にもつながって
いきます。
 そんな関心もあったので、このワークショップに出てみました。
テーマ:「生物多様性条約における「ローカル・コミュニティ(地域社会)」の位置づけ」
日時:10月19日 午後1時15分から
主催:生物多様性条約事務局 地域コミュニティ・コーカス
 

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【COP10先住民族ニュース】8条(J)作業部会におけるIIFBの声明

IIFB:議題項目6.7 – 8条(J)及び関連条項
COP10名古屋・日本:
議長、CBD事務局および政府代表のみなさま、ありがとうございます。本日、わたしたちは生物多様性に関する国際先住民族フォーラム(IIFB)を代表して発言いたします。
 8条(J)及び関連条項の作業部会の進捗状況を鑑みるに、行動計画(PoW)の実行については、たとえば先住民族・地域コミュニティに対するキャパシティ・ビルディングの試みやAkwe:Kon指針といったいくつかの進展はみられたものの、先住民族と地域コミュニティの伝統的知識を保護するための固有の慣習法システムの発展のように、わたしたちが根本的に重要と考える他の分野での進展のなさにいらだちを覚えずにはいられません。
 わたしたちは、ラテンアメリカやカリブ海の先住民族・地域コミュニティへのキャパシティ・ビルディングにスペインが賛成したことを歓迎します。こうした試みを継続し、他の地域に拡大し、先住民族の若者や女性の参加を促進していくことは極めて重要であり、COP9で採択されたジェンダー・プランの実行とも関連しています。わたしたちは、スペインが引き続きこのイニシアチブを支持し、他のすべての締約国がそれに従うように呼びかけます。
 政府は8条(J)の作業部会の要請に従い、先住民族と協働しなければなりません。行動計画を効果的に進展させるために根本的に重要なのはそれだとわたしたちは考えます。
 わたしたちは、改訂された条項の実施に関する複数年作業計画の主な項目として、10条(C)含めることを歓迎します。8条(J)はそもそも保護地域に焦点を当てています。固有の慣習法システムに言及している行動計画の課題12を維持することが根本的に重要です。こうしたシステムが発展した暁には、慣習法と伝統的知識の本質的な関係は、先住民族と地域コミュニティの伝統的制度・組織を国家が承認することと同様に、尊重されなければなりません。
 固有の慣習法システムは伝統的知識の保護のために発展させなければなりません。それは先住民族と地域コミュニティの十全かつ効果的な参加をともなって管理・評価されるべきであり、先住民族・地域コミュニティの慣習法とコミュニティ・プロトコルを基盤としなければなりません。
 わたしたちは倫理行動規約の採択を強く推奨します。そして、先住民族・地域コミュニティとしてのわたしたちが有する土地や水域への権利を改めて立場表明します。それらはわたしたちが伝統的に占有し、使用してきたものであり、Akwe:Kon指針の際に交渉された文言と同様、今回の交渉においても十分に認識されなければならないものです。またわたしたちは、この規約が自由意思および事前の告知・同意にもとづくものであるように要請します。
 IIFBは、生物多様性と気候変動をめぐって。いかにそれらに対応して和らげるかという方法の問題も考慮にいれつつ、徹底的な対話がなされるべきだと提案します。
 モントリオールでの第6回作業部会での議論で、指標の採用にさまざまな政府が同意したことに注意していただきたい。そして、土地使用についての状態と趨勢についての指標を、先住民族・地域コミュニティの領域においては土地保有の保全を含めるように変更するよう要請します。わたしたちの提案を文書でここに提出します。
 最後に、わたしたちは政府に対して、8条(J)の作業部会での審議で、行動計画についての未審議の課題を遂行するように要請します。これから始まる議論に、わたしたちも本日行った提案をもって寄与する所存です。
議長、どうもありがとうございました。
(COP10先住民族取材班)
(文責:塩原良和)

[COP10先住民族ニュース]モノカルチャー・ライフはとてもデンジャラス

 今回COP10に参加している先住民族の人たちからいろいろ話を聞こうと思っているのですが、みなさん忙しそうでなかなか話を聞く時間が取れません。タンザニアのマサイ民族のアダム・オレさんとはCOP10が始まる前に話ができたので、遅ればせながら紹介します。

adam ole2.jpeg

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[COP10先住民族ニュース] 参考情報サイトのリストです

 取材班の細川です。本業の都合で、残念ながら昨日、名古屋から京都に戻りました。
名古屋でがんばってる皆さん、ひきつづきカマテ!カマテ!(←これ、火曜日のレセプションに出た人でないと分からないかも。。。)

 さて、今日の夜、京大でひらかれるヤスニITTプロジェクト関連の集会で、COP10における先住民族の取り組みについてお話しする機会があります。IIFB(生物多様性に関する国際先住民族フォーラム)のCOP10開会声明の内容を紹介したいと思います。

 その資料として、COP10における先住民族の立場や主張をウォッチするのに便利なウェブサイトのリストを作りましたので、紹介します。

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[COP10先住民族ニュース]DAY4

 先週から働きづめのわれわれはそろそろ疲れがたまり、足取りも重たそうです。国際会議は体力勝負だと依然書きましたが、日程が進むにつれてその言葉は真実性を帯びていくようです。他のCOP10関係者も大変お疲れのようで、3日目あたりから長いソファには常に居眠りしている人をみかけます。たまにソファのスペースが全て居眠りしている人で埋まってしまうことも・・・。私も4日目の朝はIIFBの会合に出席していたのですが、さすがに我慢できず、ソファの上で少し居眠り。いやはや、市民外交センターのみなさんの体力は無尽蔵なのかと疑いたくなるほど、彼らはタフなのです。

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[COP10先住民族ニュース]DAY3

ニュースレターのUPが滞っておりましたので、おそくなりましたがここでDAY3とDAY4を連続でUPします。

20日、COP10三日目はアイヌに関するイベントが多く開催されました。午前中に開かれたサイド・イベントでは先住民族を代表してアイヌ民族の儀式が行なわれました。私はアイヌの儀式を見るのは初めてだったのですが、粛々と、そして厳かに行われるそれはどこかしら心を打たれるものがあります。イベント参加者はみなその儀式に見入り、しきりにシャッターを押していました。

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[COP10先住民族ニュース] IIFB声明 海洋・沿岸地域における生物多様性 

海洋・沿岸地域における生物多様性(未定稿/仮訳)

IIFBを代表して、話させて頂きます。まず、私たち先住民族にとって重要な意味を持つこの会議に参加する機会を与えてくださったことに感謝申し上げます。海洋と沿岸の生物多様性は、私たちの伝統的知識、文化的実践、精神的アイデンティティ、そして生活を守っていくうえで、総合的な役割を果たしています。私たちは、この作業計画の実施に関して、漁業資源の減少と非持続的な過剰な漁獲、海洋資源の枯渇という点から深い懸念を有しております。
そこで締約国に対して次のことを求めます

-海洋と沿岸地域に関する私たちの伝統的知識が、西洋の科学的な知識と同等のものであることを認め、先住民族のコミュニティによる海洋及び沿岸地域の管理をより中心的テーマとして扱うこと
-海洋、沿岸地域の政策策定、開発、実施、モニタリングのすべてのレベルにおいて、先住民族の十全かつ有効な参加を保障すること
-先住民族が何千年にもわたって実践してきた伝統的な知識に従って、海洋と沿岸の資源を持続的に管理する権利及び伝統的な生活様式に対する権利を保持することを確約すること。

私たちは締約国に対して、国連の先住民族の権利宣言、生物多様性条約第8条j項、第10条c項、及びそのほかの国際法に従って、先住民族の伝統的水管理システムを承認すること、また気候変動による生物資源と先住民族の生計、海洋酸性化への影響に関する調査を含む包括的な対策を実施するためにすべての努力を行うこと

また議長に対して、オープン・オーシャン及びディープ・シーズ(open oceans and deep seas)の重要性を強調させて頂きます。これらの用語について、先住民族は全く異なった理解をしております。
私たち、海洋と沿岸に生きる先住民族は海洋への施肥を拒否します。このような検証されていない技術は海洋の化学物質による汚染を招き、海洋資源や沿岸部の先住民族コミュニティに有害な影響を引き起こしかねません。

COP10先住民族ニュース取材班
(仮訳 青西靖夫)

先住民族関連記事(COP10)

カナダ先住民が怒り、交渉に暗雲 遺伝資源の利益配分で
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010102101000657.html

Ainu have biodiversity bone to pick with host Japan
Concept of two separate ethnic groups in country 'frightening concept' for government
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20101022a9.html

IIFB サイト
Japan Government met with Indigenous Peoples for consultation round at COP10
http://iifb.indigenousportal.com/2010/10/21/japan-government-met-with-indigenous-peoples-for-consultation-round-at-cop10/

[COP10先住民族ニュース] 10月22日 IIFBと日本政府の会合

IIFBと日本政府の会合
 
10月21日午後1時30分から約1時間、IIFBと日本政府の会合が開かれた。会合には、IIFBのメンバー11人(アフリカ、ロシア、太平洋、アジアの各地域から)が参加した。日本政府からは、外務省の岡浩COP10大使が対応した。

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【COP10先住民族ニュース】サイド・イベント報告

「農業生物多様性と食の安全保障に関する先住民族の知恵」
INDIGENOUS WISDOM FOR AGROBIODIVERSITY AND FOOD SECURITY」
日時:2010年10月21日(木)
場所:CENTURY HALL - Bldg 1 - 1st Floor
主催:国際先住民族フォーラム(INTERNATIONAL INDIGENOUS FORUM ON BIODIVERSITY)

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