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ニュースレター第3号まで発行

COP10の先住民族取材班 ニュースレター第3号まで発行しました。
水曜日までの報告です。
PDFがこのサイトにアップロードできないので、次のサイトにアップしています。
http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2010/10/post-cc43.html

[COP10先住民族ニュース] カナダ政府の強硬な態度は国際的に孤立?

 今朝(10月21日木曜)の「生物多様性に関する国際先住民族フォーラム」(IIFB)の全体会合で、ABS議定書の交渉グループおよび8条j項関連の交渉グループから、それぞれ交渉の進捗状況が報告されました。

 そのなかで、ひとつ興味深いことがありました。

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[COP10先住民族ニュース] 開会にあたっての先住民族声明(録画)


COP10公式サイトに
10月19日火曜日のPlenary(全体会合)の録画がアップされています。

マリアエウヘニアさんによるIIFBの意見表明(opening statement)は
56分30秒あたりからです。

短縮リンクを用意しました。
http://bit.ly/cop10maria


COP10先住民族ニュース取材班
(文責:細川 弘明)

[COP10先住民族ニュース] 能力形成の実践、ミニ・ワークショップ

「能力形成の実践」
 Capacity Building in Practice
16:40-17:50 Rm 211A (Ecosystems Pavillion)

以下、ツイッターでライブ配信したものの再録です。語句を若干手直ししました。

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[COP10先住民族ニュース] 

「コミュニティ・レベルでの能力形成」
Capacity Building Experiences at the Community Level
15:00-16:20 Rm 211A (Ecosystems Pavillion)

※ツイッター配信の採録です。若干の字句を修正しました。

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[COP10先住民族ニュース]  伝統知識イニシャチブ(シンポジウム速報)

3つめのミニシンポのライブ配信をまとめて採録します。

「国連大学高等研究所 伝統知識イニシャチブ」
  UNU-IAS Traditional Knowledge Initiative
13:25-14:40 Rm 211A (Ecosystems Pavillion)

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[COP10先住民族ニュース] 適応とTK(シンポジウム速報)

ツイッターでライブ配信したのをまとめて採録します。
シンポジウム「環境適応と伝統知識(Adaptation and Traditional Knowledge)」
11:35-12:50 Rm 211A (Ecosystems Pavillion)

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[COP10先住民族ニュース]DAY2

COP10二日目。午前から作業部会が立て続けに入り、いよいよ本格的な交渉がスタートしました。朝から先住民族はミーティングを行っており、準備室内は緊張感に包まれていました。

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[COP10先住民族ニュース] 20日午前中の断片的報告です


 ツイッターで配信したものを、とりいそぎ貼り付けます!

 今日10月20日は、生物多様性条約事務局が「先住民族および地域共同体(ILC)の日」と定めており、朝9時から夜9時まで、先住民族と生物多様性にかかわるさまざまな会合やイベントがぎっしり組まれています。冒頭、アイヌ民族によるカムイノミがおこなわれます。2号館の1階です。

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COP10本会議3日め 朝9時から先住民族のcaucus(代表団総会) 昨日の各部会での議論内容と先住民族からの意見表明のポイントなどを報告しあう。とりわけABS議定書交渉への対応をめぐって、議論白熱。10:20散会、メンバーは各部会やサイドイベントへ散っていく。#indig

 ABSをめぐる議論紛糾の中身については、機微な問題を含むのでうかつに論評できませんが、整理してブログ http://bit.ly/indignews に書いていきます。議論を通じて、論点と選択肢はかなり明確になってきました。 #bdty #indig

 アフリカグループはILCルームに残って鳩首協議、ABSチームは1号館の交渉室へ、あたしは「ILCの日」のミニシンポへ。イヌー民族の弁護士アルマンドが「ABSの交渉室では、僕らがこれまで国連でかちとってきた権利がまるで無視されて交渉が進んでいるんだ!」と憤懣やるかたない様子。

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 COP10「先住民族・地域共同体(ILC)の日」ミニシンポ5連発(すべて2号館1階)。先住民族総会が延長したため、冒頭のアイヌ民族によるカムイノミに立ち会いそこなった。最初のシンポは、保護区における先住民族との共同管理について。

 ミニシンポ第1: IIFBのアダム(マー民族、いわゆるマサイ、タンザニア)とプラサート(カレン民族、タイ)がプレゼン。約40名が参加。さかんに質問が出る。国家による自然保護区の設定ゆえに生じる問題あれこれ。サバンナの場合と森林の場合での違いもあるが、保護区の共同管理や意志決定のしくみにおいて認められている先住民族の権利の度合い、それに参画していく先住民族側の権利意識の違いが大きな要因。「保護区での先住民族の居住や活動が制限されるとしても共同管理への参加を受容するのか」という鋭い質問が出る。

 さきほどの率直な質問をしたのもIIFBのメンバー。プラサートさんは先住民族側の権利意識の温度差を高い方にむけて育てていくことを試みていると返答。IIFBメンバーのバーニーさん(マレーシア、サバ州)はマレーシアでの共同管理の事例を紹介。

 国立公園の共同管理には、国家の環境法(国立公園法など)の枠内で意志決定をしていく側面と、その前提となっている土地権原(タイトル)の認定や公園内の先住民族居住者の慣習権をあらたに法律で認定していく側面、その両方の面がある。プラサートさん。

 国家は(先住民族であろうとなかろうと)国民を支配・管理する志向があるので、自然保護において人々に決定権を完全に委譲することはないだろう。自然保護に真剣に取り組む「よい国家」が誕生したとしても、この本質は変わらないと見て、取り組まないといけない。プラサートさん。

 COP10「先住民族・地域共同体(ILC)の日」連続ミニシンポ、ひとつめ終了なう。パネリストに質問におしよせる人々多数! あたしも行くぞ! 次のシンポは11:30から「環境適応と伝統的知識」おなじく221Aにて。


COP10先住民族ニュース取材班
(文責:細川 弘明)

[COP10先住民族ニュース] 先住民族声明を19日全体会で読みあげ

 昨日(10月19日、COP10本会議2日目)ツイッターで発信したうちの一部を転載します。タグは省略し、語句も若干ととのえました。

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 今朝の臨時全体会の最後に、議長が先住民族代表に声明を読むことを許可し、ボリビア・アイマラ民族のマリア = エウヘニア・チョケ = キスピ María Eugenia Choque Quispe さんが、昨日の記者会見ですでに発表したIIFBのCOP10開会にあたっての声明のスペイン語版を読み上げました。
第2日午前の全体会で先住民族声明を読み上げるマリアエウヘニアさん

 声明内容は http://bit.ly/indignews と http://iifb.indigenousportal.com に各言語版がアップされてます。IIFBは「生物多様性に関する先住民族国際フォーラム」(CBD交渉への先住民族代表の合議体)です。

マリア = エウヘニアさんへのメッセージをお寄せいただければ、ご本人に伝えます。

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 COP10「海洋と沿岸の生物多様性」作業部会、午後の部で、UNEP、IUCNなどに続き IIFB(生物多様性に関する先住民族国際フォーラム)が発言、先住民族の伝統的資源管理の知識の尊重などについて カナカ・マオリ民族のハウオリイポ・ワイアウ Hau'oliipo Waiau さんがIIFBの声明を読み上げました。

 声明では、海の資源の利用についての伝統的知識と先住民族による管理慣行を尊重すべきであること、保全策立案にあたっては完全に効率的な参加を先住民族に保障することが必須であることが、まず指摘されました。

 また、海洋への鉄粉散布など人為的な肥沃化技術に反対する先住民族フォーラムの統一意見を表明しました。海洋生態系の保全策においても、CBD第8条jを活かした検討を求めました。#bdty #indig

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 その他の作業部会にも、IIFBは手分けして代表を出席させ、発言を求めています。「森林と生物多様性」部会、「資源動員と財政」「8条j項関連」などの部会にむけても意見表明のためのテキストが準備されました。

 すみません、内容を追い切れていないので、とりあえず速報のみにて。

COP10先住民族ニュース取材班
(文責:細川 弘明)

COP10 先住民族ニュース N1(18日)

COP10第一日目(18日)のニュースレターです。
pdfです。
COP10NLN1
COP10先住民族ニュース取材班

ニュースレター1号

ニュースレター(PDF)
第一日目の分です。
COP10先住民族ニュース取材班

19日
午後 海洋と沿岸の生物多様性作業部会では、 太平洋地域から参加しているHau'oliipo Waiauさんが声明を発表
(おって訳します)
サイドイベントでは、「CBDにおけるローカルコミュニティの役割」が開催され、先住民族がこれまで運動で確立してきた権利をどう守っていくのかという点、ローカル・コミュニティではなく、トラディショナル・コミュニティとして扱うべきではないのか?またアフリカの文脈からみた、先住民族とローカル・コミュニティの位置づけなどが議論されました。
COP10先住民族ニュース取材班
(文責 青西靖夫)

[COP10先住民族ニュース]COP10開幕!

18日、いよいよCOP10が始まりました。会場は朝から騒がしく、色々な国籍の方々が散見されます。先住民族関係者も続々と会場入りし、IIFBはもちろん各国のCOP10関係者はそれぞれの仕事に専心しています。サイバーカフェは人でごったがえし、みなさんはスクリーンとにらめっこしています。

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テーマ : 国際政治
ジャンル : 政治・経済

[COP10先住民族ニュース] 全体会でのNGO・先住民族らの発言カット!

 すでに今朝のツイート3本で速報()しましたが、COP10初日の開会式および最初の全体会合(Plenary)は、予定時間を大幅に超過して進行したため、最後に発言の機会を与えられる筈だったNGO、先住民族、地域共同体、ビジネスセクターの発言(声明の読み上げなど)は議長判断ですべてカットされてしまいました。

ツイートの内容を少し手直しして採録します。

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[COP10先住民族ニュース] 先住民族共同声明の多言語リソース

 生物多様性条約COP10開始にあたり、生物多様性に関する国際先住民族フォーラム(IIFB)は声明を発表しました(先住民族共同声明)。

●日本語 このブログのひとつ前のエントリーです。

英語  http://bit.ly/cop10stm

スペイン語 http://bit.ly/cop10stmS 

ロシア語 http://bit.ly/cop10stmRus

日本語訳は、越田さん・木村さん・青西さんがすごい集中力で一気に翻訳、細川は訳語の相談にのったくらいでほぼ傍観、、、

今朝の本会議でボリビアのアイマラ民族、マリア゠エウヘニア・チョケさんが読み上げる筈だったのはスペイン語です。午後の記者会見では、パナマのクーナ民族のエステバンシオ・カストロ゠ディアスさんが英語版を読み上げました。ロシア語は、カムチャッカ先住民族のタチアナさんが英語から訳出。

記者会見では、記者さんたちからの質問に応じて、エステバンシオさんからの補足説明に加えて、共同で記者会見にのぞんだCBD Alliance(海外NGOの連合体)のクリスティーヌさんも、先住民族との対等な協議が生物多様性条約の根本精神に関わるだけでなく、生物多様性保全のためのさまざまな取り決めの実施・評価にあたっても決定的に重要であることが指摘されました。

COP10先住民族ニュース取材班
(文責:細川 弘明)

【COP10先住民族ニュース】IIFBの開会式声明日本語仮訳

生物多様性に関する国際先住民族フォーラム(IIFB)
COP10 開会ステートメント 2010年10月18 日 名古屋・日本にて

私たち世界の先住民族の代表団は、日本においてこの機会に参集できることを喜びとしながら、日本の先住民族であるアイヌ民族に感謝の意を表します。

私たちは、日本が現在、公的にアイヌ民族を先住民族として認めたことを大変喜ばしく思います。

私たちはまた、琉球・沖縄民族に関しても日本の先住民族であると認識しています。

私たちは、世界のすべての地域から先住民族としてごあいさつを申しあげます。

私たちは、日本政府、愛知県と名古屋市がこの重要な会議を主催されたこと、また国際社会において先住民族の権利を支持し、促進するという近年の日本の一連の貢献に対し感謝の意を表します。

私たちの代表は、多様な生態系を代表するすべての地域からここにやってきました。

―――――――

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[COP10先住民族ニュース] IIFBのツイッターとブログ

「生物多様性に関する国際先住民族フォーラム」(IIFB)のツイッター発信が始まりました。
アカウントは @IIFB_indigenous です。
http://twitter.com/IIFB_indigenous

 IIFBのウェブサイトも更新され、17日までの様子が記事になっています(英文)。お昼ごはん前に撮影した集合写真も載ってます。
http://iifb.indigenousportal.com

以下は、昨日のお昼休みに配信した細川のツイートです。
http://twitter.com/ngalyak

COP10本会議を明日にひかえ、IIFB(生物多様性に関する国際先住民族フォーラム)の準備会合もだんだん熱を帯びています。本会議はいくつもの部会にわかれて協議が進むので、先住民族も手分けしてすべての部会にオブザーバーを送り込み、その内容を共有して、対応していきます。 /続く

【COP10先住民族】続き/ 本会議の部会構成にあわせて、先住民族は昨日19のチームを編成し、各チームで夜遅くまでそれぞれ関連する分野の本会議文書を読み込み、先住民族からの意見・異議・提案などを整理する作業をしました。今朝の準備会議では、各チームからその整理内容を順次../続く

【COP10先住民族】続3/ その整理内容を順次報告して全員で討議しています。討議内容のほんの一部ですがブログ http://bit.ly/indignews で紹介しています。本会議初日では、先住民族代表による短い声明(Opening Statement)を /続く

【COP10先住民族】続4/ Opening Statementを読み上げることが、条約事務局との交渉により実現の運びとなったようです。その声明文の起草チームも編成され、すでに作業にはいっています。交渉分野ごとの各チームから出される要望事項や表現を調整するのは大変だろうなぁ。

【COP10先住民族】今朝のNHKニュースでは、昨日のCBD公式会合(ABS9)で発言する先住民族(カナダ・イヌー民族のA.マケンジーさん)の発言の様子が大きくアップで映りましたが、先住民族オブザーバーが議長の許可を得て発言しているという説明は一切ありませんでした。悔しいなぁ。



COP10先住民族ニュース取材班
(文責:細川 弘明)

[COP10先住民族ニュース]グルーピングと意見の集約、立場の統一

 3日間に及ぶ準備会合が終了しました。明日(18日)からいよいよCOP10の本会合が始まります!それぞれのワーキンググループに分かれた先住民族の方々は、夜になってもホテルで話し合いを続けました。この記事は、先住民族の方々が準備会合を通じて共通見解を構築していく過程をお伝えしたいと思います。

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[COP10先住民族ニュース]準備会合3日目の会議の様子

3日目(17日)はCOP10本会議の前日ということで、準備会合の参加者も80人以上に増えました。会合は各ワーキンググループの報告で始まり、3日日から参加した人たちもこの報告を聞くことで議論に追いつくことができたように思います。また、参加者は自分が所属していないワーキンググループの検討内容に対して、積極的にコメントを寄せました。同時に、起草グループは別室でオープニングステートメントの起草を行ったようです。報告は昼食を挟んで午後まで続き、報告の終了後に明日からの会議の流れの確認などが行われました。そして15時くらいに議場は解散し、昨日と同様にワーキンググループに分かれて話し合いを行いました。

COP10先住民族ニュース取材班
(文責:萩原 剛志)

[COP10先住民族ニュース] ABS議定書案の策定プロセスに先住民族から異議


16日の午後4時半から、COP10の準備会合の最後の公式セッションにあたる「ABS作業部会」にて、ABS議定書(名古屋議定書)の条文案が了承され、COP10本会議にかけられることになりました。これをもって、ING(地域間交渉グループ)はいったん解散となります。

北米の先住民族7組織を代表してIIFBのメンバーでもあるアルマンド・マケンジーさん(イヌー民族、カナダ)が部会で発言を求め、先住民族への協議なしに先住民族への協議なしに条文、とりわけ第5条bisを策定したことに対して異議を申し立てました。

すみません、詳しい内容はまた後ほど。

COP10先住民族ニュース取材班
(文責:細川 弘明)

[COP10先住民族ニュース] NGOとの共同声明

 10月16日、IIFB(生物多様性に関する国際先住民族フォーラム)は、CBDアライアンス、生物多様性条約市民ネットワーク(=CDB市民ネット)と共同でプレスリリースを発表しました。
プレスリリース
「国連生物多様性会議における市民社会の役割
~地球上のすべての生命のために生物多様性の正義を求めて~」

内容はCDB市民ネットの公式サイトに掲載されていますので、ご覧下さい。
http://www.cbdnet.jp/archives/3506/


COP10先住民族ニュース取材班
(文責:細川 弘明)

会場の様子や参加者の声

この記事では少しざっくばらんに、会場の様子や参加者の声・意見などを載せたいと思います。

・通訳
 初日の15日は簡単な導入ということで、会場内の同時通訳はスペイン語、ロシア語、英語の3か国語で行われました。さらに、参加者のなかには隣の人のために日本語やイラン語で通訳をしている人もいました。2日目の16日からは本格的な準備会合ということで、通訳の機器は4つの言語(スペイン語、日本語、フランス語、ロシア語)に対応し、それぞれを英語に通訳する、という、合計5つの言語の同時通訳が行われました。
 
 特に大変そうなのはスペイン語と英語の通訳の方!準備会合では英語とスペイン語の話者から1人ずつ共同議長を選びますし、参加者もこの2つの言語のうちどちらかで話す人が多いので、通訳の方はほぼずっと話し続けているように思います。交代なしに。ちなみに、その通訳の方はブラジル人(母語はポルトガル語?)だという話を聞いて多くの人が驚いていました。

・自己紹介
 会議の冒頭で、必ず会場内の人全員の自己紹介が行われます。ほとんどの人が名前と出身国を言って、次の人にマイクを渡すという感じです。このおかげで参加者の一体感が増すような気がします。

・印象的なコメント
 参加者の議論のなかで、次のようなコメントがありました。

「中国やインドは伝統的知識(traditional knowledge)を先住民族の知識ではなく、国家が有する知識と考えている。例えば、漢方はすべて中国の知識、ヨガはすべてインドの知識というように。」

 確かに漢方やヨガは中国・インドのもの、というイメージがありますが、もっと深く見る必要があるのだなと感じました。

・ボランティアをしてくれた学生の声
「こういう場は初めてだったので、すべてが新鮮で楽しかった。いろんな国から来た人と話ができ、たまたま名古屋で、小坂田先生のゼミを取っていたことで良い機会に巡り合うことができました。大変だったのは、興正寺のなかを案内したときに、日本語でさえ説明が難しいことを英語で説明するときでした。」

COP10先住民族ニュース取材班
(文責:萩原剛志)

[COP10先住民族ニュース]IIFB準備会議の様子

COP10本会議に向けた生物多様性に関する先住民族国際フォーラム(IIFB)の準備会合はこのような感じで進んでいます。

議長には太平洋地域からマリア・ノブレガ(右)さん、中南米からマリア・エウヘニア・チョケさん(左)が選出されました。
P1080479.jpg


16日の準備会議では2日間の会議の流れを確認したのち、各地域での取り組み紹介、テーマごとにワーキンググループを設置してのグループ討議などが進められました。

下の写真は各地域からの報告の様子です。
P1080472.jpg


中南米
P1080468.jpg
北極圏
P1080476.jpg
アフリカ
P1080487.jpg
太平洋
P1080492.jpg
アジア
P1080494.jpg

COP10先住民族ニュース取材班
(文責:青西靖夫)

COP10関連イベント@川崎② 10月31日

東京近辺での関連イベントその2です。
COP10に参加された先住民族のGam Shimrayさんに、生物多様性条約のCOP10における先住民族の交渉成果を報告いただきます。奮ってご参加ください。

木村真希子

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【講演会】国連と先住民族
日時:2010年10月31日(日) 13:00-15:00
会場:川崎市平和館 http:/www.city.kawasaki.jp/25/25heiwa/home/heiwa.htm
〒211-0021川崎市中原区木月住吉町33-1
電話044-433-0171
(東急東横線元住吉駅 下車10分、東横線JR武蔵小杉駅 下車10分)
(1) 講演「国連と非国家集団とを考える」
   ・武者小路公秀氏(元国連大学副学長)
(2) 講演「国連と先住民族~COP10と先住民族」
   ・Gam Shimrayさん(アジア先住民族連盟事務局長補佐、ナガ民族出身)
   【解説】 木村真希子さん(明治学院大学国際平和研究所助手、市民外交センター副代表)
   【通訳】 藤岡美恵子さん(法政大学講師)
参加費: 無料
主 催:(財)かながわ国際交流財団 http://www.k-i-a.or.jp/
共 催:明治学院大学国際平和研究所[講演会]
協 力:川崎市平和館、日本模擬国連
後 援:(財)日本国際連合協会

COP10関連イベント@東京① 10月23日

東京でのCOP10関連イベントのお知らせです。
市民外交センターでお招きしたプラサート・トラカンスハコン氏が報告します。ぜひご参加ください。

木村真希子

(以下、転送・転載、大歓迎)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        生物多様性COP10国際シンポジウム
「途上国の貧困削減と生物多様性について考える~NGOが果たすべき役割とは?」
       
        (10/23開催@女性と仕事の未来館)
----------------------------------------------------------------------

 開発途上国に住む人びとの多くは生態系に直接依存して生活をしています。
生物多様性の保全のためには、住民主体で、持続可能な地域づくりをしていくこと
が求められます。
 「現在の生物多様性の損失速度を2010年までに顕著に減少させる」という
「2010年目標」は、達成できませんでした。その結果、生物多様性の喪失が貧困を
加速し、その貧困が生物多様性のさらなる破壊につながるという悪循環が生じてい
ます。途上国で貧困を削減し、生物多様性を保全するには何が必要なのでしょうか。
また、NGOや市民社会の役割は何なのでしょうか。
 このシンポジウムでは、東南アジア地域で持続可能な地域づくりを行う海外ゲス
ト、NGO、研究者、政府機関の方々を迎え、参加者の皆さんと一緒に考えていきます。

            記
日時:2010年10月23日(土) 14:30~18:30    
*終了後、懇親会を開催予定 (18:45~20:30)
場所:女性と仕事の未来館 4階 ホール
(東京都港区芝5-35-3)
JR田町駅三田口(西口) 徒歩3分   
地下鉄三田駅(都営浅草線、都営三田線)A1出口 徒歩1分
地図:http://www.miraikan.go.jp/access/index.html
主催:(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)
支援:環境省
言語:日本語、英語(同時通訳)

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[COP10先住民族ニュース]自然保護区と先住民族

自然保護区の設定におけるカテゴリー化(国立公園などと並び、「コミュニティ管理保護区」などのカテゴリーを定めること)について、先住民族としてはどのように考えていくべきか、生物多様性に関する先住民族国際フォーラム(IIFB)の準備会議の中で、パナマのクナ民族の代表であるオネル・マサルドゥレ(Onel Masardule)さんから次のような発言がありました。
onel

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[COP10先住民族ニュース] 生物多様性に関する先住民族国際フォーラム、10月15日の活動


 COP10本会議に参加する世界各地の先住民族組織の代表団、「生物多様性に関する先住民族国際フォーラム」(IIFB)の人たちは、今日、ふた手に分かれて活動しました。

 一方は、ABS議定書(いわゆる名古屋議定書案)の具体的文面を協議するING交渉(いわゆる準備会合の一環)に出席するベテラン・グループ。他方は、生物多様性条約のCOPへの参加歴が比較的浅い人たち(といっても2回か3回は経験してきている人がほとんどでしたが)を中心とした準備会議でした。(午後の後半には両者が合流。)

 ING交渉とは、ABS議定書に関する作業部会の作業をすすめるため臨時にもうけられた「地域間交渉グループ」Inter-regional negotiation group の会合で、NGOやメディアにも公開されています。先住民族も ILCブロックとしてING交渉の席に臨んでおり、今朝はパナマから来たクーナ民族代表のエステバンシア・カストロ゠ディアスさん、オーストラリア・アボリジニのレス・メイルザーさんら8名の方が出席しました。ここでは、議定書案の文面の細かな検討に入っています。いわゆる「ブラケットをはずす作業」(合意できていない語句について、具体的な選択肢を絞り込んで、議論しながら確定させていく手順)です。

 交渉に出席したレスさんによれば、CBD第8条j項冒頭の「国内法の定めるところにより」との語句が、議定書テキストのなかで国際法にもとづく先住民族の権利を制限するような使われ方をしないように見張っていないといけないとのことでした。また、国際法で保障される先住民族の諸権利には「遺伝資源への権利」も含まれるということを議定書のなかで明確化させる必要があるとのこと。

 議定書で「伝統的知識(TK)」に言及する際、この2点が無視されないようにすることが先住民族にとって最大の関心だとのことでした。一方、ING交渉に参加した別のメンバーからは、議定書の文言の技術的な詳細のチェックにエネルギーを注ぐよりも、先住民族の権利がそこなわれることによって生物多様性が実際に深刻な打撃をこうむるという構図をもっと強調して議論を展開していくことが大切だとの指摘もありました。

 一方、ガイダンスでは、これまでのCBDでの交渉のおさらい、交渉の進み方(国際条約の交渉手順)の解説、今回のCOPでの先住民族の視点からみた重要事項などについて、ハワイ先住民族のマリア・ノブレーガさんが分かりやすく解説して、質疑がかわされました。

 本会議場でのING交渉に出席していたベテラン組も午後2時すぎにはガイダンスのほうに合流し、そこで、テーマ別にいくつかの現状報告と今後の交渉方針が報告されました。

 ベテラン組のひとりである(ご本人は「CBD-COPに参加するのはもう8回目なので、化石みたいなもんだ」とおっしゃってましたが)米国ワシントン州のプレストン・ハリスンさんからは、本会議の2週間のうち、最初の週は、事前会合できまった議定書文案をひっくりかえすことは困難だが、後半の閣僚級協議では何がどうひっくり返るかわからない政治の世界になる。「奇跡」は期待できないが、先住民族の要求事項をなんらかの形で反映させることは不可能ではないので、効果的なロビーイングを意識していくことが大切、と冷静な呼びかけがありました。

 筆者の個人的関心でいうと、「自然保護区」の設定と先住民族による資源利用が両立するような方向性をいかに模索していくかという議論が盛り上がったところ(午後5時あたり)が非常に興味深かったです。

 そのほか、休憩時間などに個別に面白い話をいろいろ聞けました。また、少しずつ紹介していきます。

 晩は、IIFBのメンバーともども WIN-AINU(世界先住民族ネットワーク=アイヌ)のイベントのほうに合流し、結城幸司さん、萱野志朗さん、島崎直美さん、秋辺日出男さんらと交流、これまた盛り上がりましたわ。

COP10先住民族ニュース取材班
(文責:細川 弘明)

紹介:生物多様性条約COP10(名古屋会議)での先住民族の主張

京都精華大学/PARC代表の細川弘明氏がCOP10における先住民族の戦略とそこに至るまでの背景を詳しく分析し、「先住民族の10年ニュース」に掲載されました。ご自身のブログに掲載されていますが、これだけ読めばCBDのCOP10と先住民族交渉の背景がわかる!という内容になっています。ぜひご一読ください。

http://itacim.blogspot.com/2010/10/indigenvcop10.html

【COP10ニュース】COP10先住民族準備会議、始まりました!

「COP10に向けた先住民族準備会議」が今日開始しました。
これから3日間、先住民族の人たちがCOP10に向けて戦略会議を行います。
今日は初参加の先住民族の人たちへの説明、現在までの交渉状況などが共有されました。

これからこのブログでは、準備会議の様子や参加する世界各地の先住民族の人たちについて「COP10先住民族ニュース」を発信していきます。

COP10先住民族ニュース取材班
(文責:木村真希子)
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